平成29年度全日本珠算選手権大会

グランプリに続いてTopicsを書かせていただきます1回生の室園です。

今回は、毎年そろばんの日に開催されます全日本珠算選手権大会に出場しました。この大会も、グランプリ同様、私が中学生の頃から夢見ていた大会です。私はBグループの補助席だったので、読上算・読上暗算に参加することはできませんでした。しかし、初出場にもかかわらず、最前列で弾くことができたので、とても幸せでした。京都国際会館という素晴らしい会場で、本当に心地よく、楽しく競技を行えました。

 

今回の大会は、驚きの連続でした。まず、最初の競技であるフラッシュ暗算でギネス記録が生まれました。今まで生きてきた中で、初めて生で見たギネス記録がそろばん関係のもので嬉しかったです。また、個人総合競技では、1500点満点の選手が9名も出ました。9名での決勝には心が弾みました。

 

私が最も感動した競技は都道府県対抗競技です。私は昔からこの競技が大好きで、動画で何度も競技シーンを見て楽しんでいました。実際に生で観戦すると、緊張感や迫力が伝わってきて、試合に釘付けになりました。結果は、青森県が優勝しました。沖縄県は3連覇を逃し、選手たちはとても悔しそうでした。決勝戦は、紙一重のところで勝負が決まり、改めてそろばんの面白さ、怖さを実感しました。また、勝負に懸ける思いの強さを感じ、自分も競技に対してもっと熱くなる必要があると思いました。

 

少し話が変わりますが、私がこのような貴重な経験ができているのは、周りの環境のおかげだと思っています。実力が低い私に、多様なアドバイスをくださる先輩方や同級生、また、大阪に送り出してくれた親に感謝しています。今、この恵まれた環境で練習をしなければ、一生上手くならないと思います。だから、練習を重ね、来年は全日本100位入賞を目指します。また、私の中で一番の夢舞台である名人戦への出場も叶えたいです。

(文責 室園)